読者が数百〜2,500人程度で、月の合計送信が10,000通以内に収まる。そんな小規模メルマガなら、EmailOctopusは無料枠から検討できる選択肢です。ただし、日本語での操作や実際のメール表示まで確認してから移行することをおすすめします。
この記事は2026年10月1日に公式資料を確認して作成しました。Syukimiでは現時点でアカウント操作・日本語メールの送受信を実測していません。料金と仕様の説明であり、使用レビューや到達率の保証ではありません。
無料で足りる人は、有料プランを選ばなくてよい
Starterは登録者2,500人、月10,000通まで無料です。メールにEmailOctopusの表記が入り、レポートの保存は30日。作成できるランディングページと登録フォームは各1つ、利用者は1人です。無料プランに期限はなく、開始時のカード登録も不要と説明されています。公式料金
たとえば1,000人へ月4回配信すれば4,000通です。登録者数と送信数の両方が枠内で、サービス表記も問題なければ、最初から課金する理由はありません。2,500人へ月4回なら10,000通を使い切ります。週1回でも5回配信する月があるため、自動返信なども含め、月の合計通数で見積もってください。
有料化する前に「月額」と請求総額を確認する
Proではサービス表記の削除、長期のレポート保存、複数フォームや複数利用者などが選択肢になります。料金は登録者数と必要な送信枠で変わるため、自分の条件を料金画面に入れて確認してください。
公式Helpでは、有料へ変更するときは年払いが初期選択され、12か月分を先に支払うと説明されています。また、有料契約中に登録者数が枠を超えると上位枠へ自動変更され、差額が請求されます。複数のリストに同じ人を入れると、それぞれ登録者として数えられる点にも注意が必要です。料金の数え方
日本語で使えるかは、3つに分けて確認する
「日本語対応」を一言で判断すると、管理画面は英語でも読者へのメールは日本語にできる、といった違いを見落とします。今回確認した公式資料からは、日本語の管理画面・日本語サポート・日本語メールの実表示を確定できませんでした。
最初は顧客名簿を移さず、自分が管理するメールアドレスだけを登録し、架空の氏名と機密を含まないテスト文で次を確かめるのがよいでしょう。
- 管理画面でメール作成、予約、停止まで迷わず操作できるか。
- 件名、氏名の差し込み、改行、スマートフォンでの日本語表示が崩れないか。
- 登録確認、配信停止など、読者が操作する画面を必要な日本語にできるか。
公式にはメール作成、登録フォーム、読者の分類、自動配信の機能が案内されていますが、それだけで日本語の運用品質は判断できません。サービス概要
独自ドメインから送るなら、配信者の認証も必要
独自ドメインの認証は、サービスがあなたのドメインから送る許可を受けていることを示す設定です。通常のEmailOctopusでは画面に表示されるCNAMEなどをDNSへ追加する手順が案内されています。既にDMARCを設定している場合は追加TXTを省けるとの説明があるため、既存設定を確認してから進めてください。既存のDMARCレコードを安易に上書きしたり、同じ名前のレコードを重複追加したりしないでください。ドメイン認証の公式手順
認証結果を見る手順は、当サイトのSPF・DKIM・DMARCをGmailで確認する記事も参考になります。同記事のXServerでの実測は、EmailOctopusの送受信を検証したものではありません。
EmailOctopus ConnectはAmazon SESと組み合わせる別製品です。通常版の料金・設定と混ぜないようにしてください。認証は到達を保証するものではなく、名簿の同意や配信内容の管理も必要です。
無料の別サービスが向く場合もある
人数だけでなく配信日や編集人数でも比較したい場合は、無料メルマガ3サービスを同じ条件で比較した記事で、1,000人への配信と2人で編集する例をご覧ください。
少人数の運営チームで編集するなら、MailerLiteの無料枠も比較対象です。現在は登録者250人、月2,500通、2ユーザーまで。単独運営か、2人で使うかが判断の分かれ目になります。MailerLite公式料金
一日の送信が300通以内なら、Brevoの無料枠も候補です。ただし500人へ同日に届けたい場合は300通の日次制限が障害になります。登録者数だけで比較せず、一度に何人へ送るかで判断してください。Brevo無料枠の制限
EmailOctopusは、無料のまま比較的大きな小規模メルマガを運営したい人に検討価値があります。日本語の表示と停止手順を確かめ、無料枠で足りる間は無料で使う。その順番で判断してください。
コメントを残す